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HIGEの独り言

大根おろし

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大根おろし

東京では大抵、焼き魚の横に大根おろしがのっている。大根をすりおろし、絞っただけのものだ。それにちょっと醤油を落として焼き魚にのせて食べるという。サバやサンマの焼いたものは、必ずそうやって食べている。

そもそも大根おろしを焼き魚にのせて食べるということはしたことがなかった。冬、ぶりの刺身には、醤油にこのような大根おろしを混ぜて使うことがあるにはあったが、焼き魚にそうしたことはなかった。大根おろしによって、脂っこいものは、確かにあっさりした口当たりになり、沢山食べることができる。が、大根おろしと言えば、味噌と酢で味付けするのが普通だと思っていた。大根おろしそのものを食べる時も、おろし餅の大根おろしも、ナマコや牡蠣を食べる時も味噌と酢で味付けした大根おろしである。大根をおろしたものをそのまま、あるいはちょっと醤油をかけただけのものを食べたことはなかった。

大根おろしは、大きな鉢にいっぱい作る。汁けたっぷりの大根おろしを、熱い炊き立てのご飯にぶっかけてかきこむのだ。大根には、ジアスターゼというご飯の消化を助けるものが入っているからいいんだといわれ、安心して何倍もおかわりしたものだ。大根おろしだけ飲んだりもした。味噌の香りと酢の味は、熱いコメのご飯をよりおいしくする。今でもそうやって食べるのが、大好きである。私は酢の濃いのが良い。ちょっと七味唐辛子など振り掛ければいくらでもいける。暑い夏、食欲のないときはうってつけだ。

私の田舎には見たことはなかったが、「鬼おろし」という竹で作った大根おろし器がある。これでおろした大根おろしは、水分が出るのは少なく、感触が実にいい。もちろん味噌と酢で味付けする。ご飯にかけても、単独で酒のあてにしても良い。鬼おろしを使ったぶっかけうどんというのがあるらしい。絶対うまいと思う。

 

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