HIGEの独り言
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食卓に久しぶりに焼きうどんがのった。ハム、玉ネギ、ニンジン、もやしとうどんを炒め、ウスターソースに市販のタレを加えて味付たものだ。好みに胡椒をふりかけ、酒のあてでつまんだ。
子供の頃、ソース焼うどんは大好きなものの一つだった。ゆでたうどんを油で炒め、ウスターソースで味付たものがベースで、玉ネギ、キャベツ、ピーマン、ニンジンなど野菜があれば加えられた。肉やハムあるいはソーセージが入っていたかどうかは定かでない。うどんに絡んだウスターソースの味と焦げたにおいは、たまらなかった。うどんだから、おかずではなく主食だった。他におかずがなくても、腹いっぱい食えるのが良かった。
母はうどんの代わりにそーめんやひやむぎでもつくってくれた。ウスターソースばかりでなく、醤油をベースにしたり、塩、コショウをベースにしたりして工夫してくれた。随分後のことであるが、沖縄でそーめんチャンプルを食べた時、とても懐かしかったことを覚えている。
今では焼うどんや焼きそばは珍しくもなんともないが、うどんや、そーめん、ひやむぎをそうやることを母は誰から教わったのだろうか。
ミートソースのスパゲティやナポリタンなんていうものを知ったのはずっと後のことだ。だからさすがにケチャップベースのものはなかった。